今回のツナガリナイトは
今年最後のツナガリナイトは、少し早いクリスマス感覚で開催致します。
今回のツナガリナイトは、鳴物神仏具を専門に製造しているおりん職人の南條和哉氏をお招きします。ん? おりんって何?って。 仏前で読経の合間などに叩き音を出す椀状の仏具で見たことある方は多いでしょう。 ただ詳しく知っている人は少ないのでは? どのように作られ、どのように鳴らせば素敵な音色を出せるか、職人に直接聞くことができるチャンスです。
クリスマスも近いということで、まさに「おりんでHoly Night」
澄み渡る音色を是非お楽しみください。本当に心が浄化されます。
イベント詳細
◯ 日時:12月22日(土)19:00~23:00
(ツナガリトークは、19:40~)
◯ 場所:宮川徳三郎商店
◯ 参加費:1000円
(ワンドリンク付き、2杯目から500円)
facebookアカウントをお持ちの方は、
こちらより参加ボタンを押してください。
https://www.facebook.com/events/2399606030158359
YouTubeチャンネル「ツナガリナイト」開設しました
→https://www.youtube.com/channel/UC8usNIIN615YkPZtSFHs0vg
※前回までのトークは、youtubeアーカイブとしてご覧いただくことができます。
チャンネル登録お願いいたします。
ツナガリナイト「CLOTH x CROSSING」とは
宮川徳三郎商店が、月に一回だけ夜営業「CLOTH x CROSSING」を開催します。
着物(=CLOTH) 屋からつながり、そこでの交流(=CROSS)から新たなモノづくりへとつながっていくための交流会です。
着物屋が開催するイベントだから、着物や浴衣を着ていくきっかけになればと思っています。毎回トークゲストは、徳三郎セレクトの着物姿で登場します。
モノとつながり、
ヒトとつながり、
そして、新発見。
モノづくりをキーワードにつながりたいヒトのために行います。
着物からツナガル、
職人としてツナガル、
ヒトに会いたくてツナガル
デザインしたくてツナガル、
応援したくてツナガル。
ひとりひとりのツナガリが、大きなムーブメントになると信じています。
主催者:宮川徳三郎
トークゲスト プロフィール
おりん職人 南條和哉氏
1979年京都市生まれ。
妻の家業である鳴物神仏具製造に興味を持ち、有限会社 南條工房に従事する。伝統の鋳造・加工技術の習得に努め、現在15年目。
2011年「京もの認定工芸士」認定。
仏壇、仏具の在り方が変化していく中、現代のライフスタイルにあった「おりん」を模索中。
■ 南條工房について
創業190年余りの歴史に培われた伝統の技術と知恵をもとに、おりん・祇園祭や各地の囃子鉦・鳴物神仏具を専門に製造している工房です。すべての製品に非常に良く響き音色の良い鳴物に適した合金「佐波理(さはり)」を使用しており、「京の名工」六代目 南條勘三郎のもと、型作りから完成まで一貫して一つ一つ手作りで製造しています。また製造技術を活かした仏具以外の商品の開発やおりんの仏具の用途以外の使用提案も行なっています。
■おりんとは
仏前で読経の合間などに叩き音を出す椀状の仏具です。音を出す仏具を総称して「梵音具(ぼんおんぐ)」と呼び、寺院で使用するものは和音階に調律する、まさに「楽器」です。おりんの澄んだ音色は場を浄め、人々の邪念を払うと伝えられています。
■佐波理(さはり)とは
佐波理とは、銅に錫を多量に含ませた合金を指し、古くは正倉院御物にも用いられています。響きと音色がが良いことから「響銅(きょうどう)」とも呼ばれています。古くから佐波理の音色には、魔を払い浄める力があると信じられてきまいした。