ABOUT
京都の伝統文化をアップデートするコーディネーター
宮川徳三郎商店は(当時は宮川商店)は明治36年、初代店主宮川徳三郎により京都室町(新町松原界隈)にて呉服商として創業致しました。悉皆業、小売と時代と共に業務形態を変化させ、現在では昭和初期のアンティーク着物を中心に街着や祝い着のレンタル・撮影サポート、これまでの経験を活かし伝統工芸に携わる職人サポートをしております。着物を通して、日本の古き良き文化や習慣、そして家族の繋がりを大切にする気持ちを伝えていきたいと思っております。
(画像中央:初代店主 宮川徳三郎 グレーコート着用 創業当時の宮川商店前にて)
将来目指すビジョン
時代にあった伝統文化や習慣が日常にある社会
買い手と作り手が価値を共有し合えるものづくり環境
店主の想い
私は、ものづくりに優しい環境を作りたいと思っています。それは、おそらく私自身がものづくりに携わってきた背景から来るのだと思います。ここにたどり着くまで紆余曲折様々な経験を積んできました。でも、自分の中ではそれらは一環しているんです。そして全ての経験が今の仕事に大いに役に立っているのです。何一つ無駄なものがないと思っています。学生時代にヨットと出会えた事で、職人やものづくりに興味を持つきっかけになったし、海外に住んだ事で日本文化に対し違う視点を持つことが出来ました。その時ようやく、日本の魅力に気づき始めたのです。
かつて日本人は、着物が衣類としての役目が終えるとオシメや雑巾に作りかえて使い続けたし、食器は割れても金継ぎをし新たな美を生みつつ愛でたりと、想いや形を無駄にせずSDG’sを取り入れた生活が自然とあったのです。時には無駄を合理的と捉え、モノを大切にし、作り手に敬意を払う文化こそが日本の本質であり、これこそが世界に誇れる日本の姿なのです。
四代目店主 宮川徳三郎
歩み / History
1903年 初代宮川徳三郎が京都室町に呉服卸として宮川商店を創業
後に、大阪本町にも出店し業務を拡大
1940年 宮川徳太郎が二代目店主として継承
1945年 西京区桂に移転し、呉服小売・悉皆業に業務形態を変える(当時店名は、宮川呉服店)
1965年 宮川章が三代目店主となる
見立てが評判になり、芸能関係者の舞台衣装の依頼を多く受ける
2000年 宮川昌也が船大工の修行を終え、アメリカから帰国。
2003年 宮川昌也(現 二代目宮川徳三郎)が四代目継承。
2004年 アンティーク着物の取り扱い開始
2006年 店舗を自ら改装拡大(第一次)
2009年 二代目徳三郎に襲名し、店名を宮川徳三郎商店に変更
2010年 オリジナル袴「Haka-maxx」発表
2012年 アンティーク着物レンタル開始
2015年 角帯ベルト「Loop」発表
店舗改装拡大(第二次)
ツナガリナイト開始
2016年 店内スタジオにて、こども祝い着撮影会開始
2018年 デニム着物ブランド「saigetsu」販売開始
2019年 インバウンド向け観光ガイドツアーを開始
2021年 旅行業サービス手配業登録業者となり、ランドオペレーター業ならびにコンテンツサプライヤーとして業務開始
2022年 現在に至る
メンバー
当店は、関西を中心に活動する各分野のプロフェッショナル達とパートナーシップを結んでおります。プロジェクトの内容に応じて最善のメンバーを構成し、最高のサービスをご提供いたします。